スマホ写真、劇的ビフォーアフター!

初のグループレッスン

先日、継続コースの方で予定が合う方と一緒に、
スマホ写真スタイリングのグループレッスンを開催。


いつもマンツーマンが基本なのですが、
グループの方が刺激になることもある、と今更ながら思いまして・・・
(わかっていたけど、それが行動に移せなかった)


ようやく!第一形目のグループレッスンとなりました。

今回参加できた方は
・ライフコーチ
・ウェブデザイナー
・ハンドメイド作家

このバラバラなお仕事の方達です。

だからこそ面白いんですね♡

スマホ写真の難しさ


皆、iPhoneを使用。
どんな場所でどんなふうに撮るかはあらかじめ決めていましたが
お題はどうしようかと思いました。

なので、全員同じく、ご自分の「カップ」を指定。
いつものマグカップでもいいし、お気に入りのカップアンドソーサーでもいいし、
タンブラーでもいいし
とにかく飲み物を入れるモノです。

テーマは自分で考えます。

それでですね

最近のスマホはカメラくらい綺麗に撮れますが
それは、自然光がばっちりな時に限ります

だから、私はスマホ写真を撮る時は日中のみです。
夕方になるとカメラにします。


そして弱点はまだあるのですが
上から写したときの歪み(これはすぐ直りますが)や
ポートレート機能

やはり、限界があるのです。


ガラス素材をポートレートで写すと一目瞭然ですが
エッジがぼやけてしまいます。

エッジにピントを合わせてもうまくいきません。


お花や葉っぱも、細いところはぼやけてしまいます。
そういう「不自然さ」がスマホ写真の弱点です。


だから、ポートレート機能は使わないという人もいます。


私は、使うこともある!だけど
ガラスの素材の時などは特に、使えない!




そんな感じで、違和感をなくすためには
テクニックも必要なのです。





2時間びっちりのレッスン


実は、この日初めての方もいらっしゃしました。
スタートしたばかりなので、スタイリングについてはあらかじめお配りしていた
テキストしか読んでいなかったはず。


なので後からおっしゃっていました
「開始10分で逃げたくなった」

ですが、それが笑い話になったのは
2時間後に劇的ビフォーアフターになったからです!


最初と最後の差がみんなすごい!

ちなみに、こんなモノ用意してねていうことは言っていませんでしたが
ある程度は準備していただいていたようで
最初からイメージは固まっていたようです。



そう、ゴールを決めること。ストーリーを決めることが大事なのです。
それがないとブレブレになるから!




2時間でこんなふうに変化しました!


奥の方に見えるのはピットインカード、という
コーチングで使っているカードです。


ストーリーもきちんとあって、それがまさに伝わってくるお写真!
初めてなのにここまで素敵になってほんと素晴らしいー♡


ハンドメイド作家さん。
ご自身の作品も添えられています。

最初のお写真は、いろんな色が混在してしまって
ごちゃごちゃした印象でしたが


家の中にあるものを一生懸命探して、色合いがこんな風に変化しました。
全然違いますよね!
あ、クッキーは最初みたく重ねたり、ちょっと砕いて見たりしてもいいですよ!




最後は、ウェブデザイナーさん。
ちょっとコツが掴めて最後は楽しくなって来たようです。

たまたま3名とも、最初は真俯瞰の写真でアフターは斜めから(斜俯瞰)になりましたが
それはどちらでも構わないです。

何が撮りたいか、何を表現したいか、何を伝えたいか、なので。
ですが、斜めは難しい!と言いながらもチャレンジしたようです!


最初の写真も、その雰囲気もストーリーも伝わります。
気になるのは、2つのカップのバラバラ感。

正解はないんです。
ないのですが、2枚目の方が断然、「素敵!!」とじっくりみたくなる写真になりました。




「こんなに写真撮ったことない!」
「先生がみなさんにアドバイスしている言葉を聞いて、それがまた勉強になった」
「10分で逃げ出しそうになったけど、やり切ってよかった!」

いろんな声がありましたが
初グループレッスン、本当に楽しく有意義な時間となりました。



今回は継続クライアントさんとのレッスンでしたが
今度は一般公募もしようかな。



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スマホ撮影で、光を味方につける

テーブルの上の「空間」

つまりテーブルコーディネート???


いえ、それとは違うんです



それは実際にその空間にいて皆とお食事を楽しむ空間なので
ダイニングに通されたときに目に入ってくる空間
座ったときに見える景色、

が大事になります。



ですが、
インスタなどのSNSで魅せるテーブルの上の空間というのは
写真の撮影用スタイリング、です。


なので限られた範囲だけでOKなのです。
それなら簡単そうだけど
決して、いつもの目線・いつもの景色、ではないんですよね。


つまりどういうことかというと

素敵なテーブルコーディネートも撮影するとなれば
フィルター、、ではなくてスマホ画面を通して表現したい世界を作るので
ベストな位置にあったものも、わざわざ変な位置にずらす可能性がある、ということです。




テキストやSNSで、写真を綺麗に撮って載せたいけど難しい、、というお悩み

SNSの写真のお悩みはよく聞きます。


例えばレシピを載せている方、お菓子の投稿をしている方
コスメや雑貨を載せている方・・・



フォトグラファーの方が撮るような綺麗な目指す必要はありませんが
もちろんお料理なら「美味しそう」「素敵!」が伝わり「作ってみたい」と思ってもらわないと
クリックしてもらえないですよね。


今は「インスタ映え」なんてさほど意識しなくてもいいですが
わざわざ映えない写真をクリックはしない、ということです。

光を味方につける

スマホ写真は、明るさは調整できても
カメラほど露出など細かい設定はできません。

もちろんカメラのときもそうですが、
光って重要!!!!!

我が家は2階リビングなので明るいのはリビングですが
直射日光が当たってもうまく映りません。
コントラストが濃くなってしまいます。



実験的にバルコニーでてスマホ撮影。



コントラストが強くても
それが逆に味になるアイテム・シチュエーションもありますが

カップアンドソーサーだと
向かない、コントラストの強さ。


この時間、どう撮ってもいろんな影が映り込みます笑

影のことが言いたくてちょっと適当に撮ってしまったけど
影のコントラストが強く、陰影がしっかり出ているんですよね。



室内に入って、
●ブラインド(布製の縦型、白、遮光なし)越しで
●窓から1mほど離れています。
●レフ板の方なものは使っていません。
●光は左サイドから。



カップの陰影もコントラストもさっきよりも薄くなりました。





下の写真は、逆光で写しています↓
手前に影が落ちます。
向こう側の背景が光で飛びがち。


手前の影がもし濃いのであれば
レフ板(白い紙や色紙などを使って作れる)
を使って、影を薄くする、ということもできます。




私は、レフ板を使うことはあまりないですが、今度ご紹介しますね。



テーブルフォトの時は、
逆光(窓の方を向く)
反逆光(窓側を向くが、斜めから)
サイド光(窓が、左または右にくる)


が基本とされています。



※順光(正面から光が当たる)は、のっぺりとした印象で、
立体感や奥行き感が感じられなくなるので、よくありません。
光は弱くとも、
フラッシュを当てた感じです。





レースカーテンを使っても光が強すぎる時は
テーブルや撮影台を窓から離して調整。

テーブルや被写体を移動できない場合は、
レースカーテンの上にまた、レースやオーガンジーのような素材の布を重ねても
光の調整はできますが、少し手間ですね。


私は、トレーシングペーパーを使うこともあります。







下の写真は、
あえて、テーブルの上で、光が直接入るところに置いてみたところ↓


この写真は、主役は同じくカップですが、
お仕事中にコーヒーブレイクをとっている私の時間 を写しています


とは言え、リアルにここにあるものでとっているので
わかりにくいかと思いますが。

椅子がとっ散らかってますし笑


何が主役で
その素材感や空気感を大事にしたいと思ったときに
光の当て方は大切だと思っています。




さて、この写真の椅子がとっ散らかっている
と書きましたが
もしぼやけている向こう側に

素敵なチェストがあってそこに季節のお花が飾られていたら??
壁に、かっこいいポスターが飾られていたら?

随分雰囲気が違うとおもいませんか?






ただ「コーヒーを撮る」のではなくて


「コーヒーのある生活」
「コーヒーのあるライフスタイル」
「リモートワークを楽しむ」
「至福のおうち時間」



を写すということです。


女性はモノのスペックではなく
その商品を手に入れた先に、自分の生活がどう素敵に変わるか、
それで購入の判断をします。


自分のライフスタイルに置き換えてみて、想像力を掻き立てられるかどうか。
というのがとても大事です。




もちろん、いつも、どこを撮影してもパーフェクトな家づくりは
不可能ですが(笑)
ご自宅の中で「ここは鉄板」の場所があると便利です。




ご自宅の中で、
撮影スポット作るのも、写すのが楽しくなる秘訣かもしれませんよ♡





「自分の家ならどうすればいい?」を知りたい方は是非、個別相談でお話ししましょう。
詳しくはこちら

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村井友起子プロフィール
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