2020年の3月頃から
我が家は
夫がリモートワーク または出張 のどちらか、というスタイルになり
ほぼほぼ、24時間一緒にいます。
私はリビング
夫は書斎で仕事。
もう慣れっこで、
いてくれないと困るくらいになっていますが
とはいえ、
前よりも自分自身が外出しなくなったという事実もあり。。。。
そんな、
一番過ごす時間が長いおうちの中を
ほんのちょっぴりでも変えてみるだけでも、
新鮮な気持ちになります。
もちろん、DIYしてみたり、模様替えしてみたり・・・
っていうのも楽しいですが、
そんな大がかりなことじゃなくても
日々の生活の中で、
ちょっとしたワクワクを見つけるのって楽しい。
今回は、その「ちょっとした工夫」に
目を向けてみたいと思います。
![](https://hplus-visualdesign.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_4556-1-768x1024.jpg)
HYGGEというライフスタイル
ヒュッゲとは、デンマーク語で、
“時間の過ごし方や心の持ち方を表す言葉”で、
自分らしくいられる
「居心地が良い空間」
「楽しい時間」
そして、
「人と人との繋がりを大事にする時間」
という意味なんだそうですよ!
デンマークって税金が高く、寒くて夜が長い環境ですが
幸福度がとっても高い国と言われているんです。
ちなみに、日本はG7の中では・・なんと!!
「幸福度」はいつも最下位。。。
ヒュッゲから私たち日本人が学べるところ、多そうな気がしませんか?
![](https://hplus-visualdesign.com/wp-content/uploads/2021/02/IMG_4426-2-768x1024.jpg)
日常に取り入れる「HYGGE」
自分らしくいられる空間や時間・・・と言われても、
ピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、
そんな難しいことではないんです。
私が日常で実践しているヒュッゲのスタイルは、
たった3つです。
もちろん、もっともっとたくさんのポイントがあるのですが、
今回は3つだけお伝えしたいと思います。
1)家族・友人との時間を大切にする、
ひとりの時間も大事にする。
2)●●すべき、●●しなくちゃいけない
という概念を外す
3)居心地の良い空間を探求する
私は、この3つだけは意識しています。
1)家族・友人との時間を大切にする、
ひとりの時間も大事にする。
ー家族のおいわいゴトを、いつもよりもちょっぴり素敵に演出するー
![](https://lemonhome.co.jp/wpdir/wp-content/uploads/2018/12/2021-3.jpg)
今年は、人がたくさん集まる会をするというのは難しいですが、
それならば・・
家族のお祝い事をいつもよりもちょっぴり
素敵に楽しむっていうのもアリですよね。
少人数のお友達や親戚が集まるとしても、
「ホームパーティー」という言葉では、
ハードルが高い!!!と感じる方もいると思いますが、
大事なのは「素敵な時間を共有すること。」
美味しいものを囲み皆で楽しくお話をすることです。
そんなパーティースタイルを、ホームパーティではなく
/
ギャザリングパーティー
\
と呼んだりするんですよ。
「Gathering」
つまり“集まることを目的としている”のであって、
ホストのセンスを競う場ではないっていうこと。
お互い、気軽に企画・参加できますよね!
家族や、少人数のお友達と、美味しいものを食べて、
ゆったりとした時間を過ごすことも
私にとってはヒュッゲ。
心地よい時間です。
そして、一人の時間も大事。
いつもは慌ただしく
ママ業や妻業や講師業などをしていますが,
休むのが下手くそで体を壊したこともある私は、
強制的に休む・一人になって心も体もリセットする時間
というのは大切だなと思います。
ただ一人になるっていうことだけではなくて
「どんな空間か」も大事。
それが、
あとでお話しすることにもつながります。
2)●●すべき、●●しなくちゃいけない
という概念を外す
ーママも、自分だけの時間を大切にしたいー
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ママだから、妻だからこうしなくてはいけない、とか
これはしてはいけない、とか
ちゃんとしなくちゃ・・という気持ちに支配されてしまうと
日々の生活にゆとりがなくなったり、自分自身を見失ったり・・・
ヒュッゲとは逆の思考になってしまいます。
子供達が小さい時は、「休む」のが苦手な私は、
強制的にリセットする時間を作っていました。
もちろん今も。
夫がそうさせてくれていることに感謝ですし、
私も夫には、
リフレッシュの時間や夫の趣味の時間は
どうぞどうぞ行ってらっしゃい!と送り出すようにしています。
お互い様ですね。
夫婦で、自分軸に戻す時間・リセットする時間を
お互いに作れるようにする努力は
必要かもしれませんね。
夫婦で語らう時間も、とっても大切にしたい時間です。
ママだけど、
一人の時間を大切にしたい,
子供ではなく自分がしたいことを優先させたっていい。
むしろ、ママだからこそ
妻だからこそ
心に余裕を持つために、家族みんなのために
そんな時間を大切にしたほうがいい。
●●すべき、●●しなくちゃいけないって
自分自身で決めつけているだけかもしれませんよ。
3)居心地の良い空間を探求する
−キャンドルナイト・暖かい光を楽しむ!−
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キャンドルを使うことが、「ヒュッゲ」なのではないのです。
暖炉の火を見ると心が落ち着いたりホッとするように、
こうこうと明るいシーリングライトよりも、
キャンドル(LEDキャンドル)の方が
ホッとした気持ちになれます。
つまり、キャンドル=ヒュッゲではなく、
キャンドルはただのツールなんです。
私が時々、自分も子供も
ゴキゲンにする時間として取り入れているのは
/
お風呂をスペシャルタイムにすること。
\
私はお風呂で
本や雑誌を読む、
キャンドルをつける
(浴槽のふちにトレーを置いて並べています)
いつもよりちょっぴり特別な
バスソルト・アロマオイルを使ってみる・・
など。(些細な幸せ)
子供達は、
アイスを食べる。
飲み物を飲む。
など。(こちらも些細な幸せ)
・・・お行儀悪い??笑
これが日常ではなくて
「特別な日のアクティビティ」ということを
子供達は理解しているので、
たったそれだけで笑顔になってご機嫌になれるなら、
たまに取り入れたっていいんじゃない??
っていうのが私の考えです。
(その“たまに”というのは、パパが長期出張の時、です。笑)
※危ないので、キャンドルを使用する時は注意してくださいね!
そして、リビングなどでは
LEDキャンドルライトやイルミネーション・
ストリングライトを使います。
子供達と楽しむ時は、
テントを出してキャンプごっこをしたり
バルコニーでご飯を食べたり。
その時に、やっぱり暖かい光を取り入れることでほっとします。
![](https://hplus-visualdesign.com/wp-content/uploads/2021/02/スクリーンショット-2021-02-22-23.35.51.png)
ちなみに子供たちはキャンプごっこというと
張り切って、家中からアイテム
(双眼鏡やランプ、枝など・・・)を
たくさん運んできます。
あ、帽子も彼らにとっては重要アイテムだそうですよ。
庭でいっぱい枝を拾ってきた子供達。
それを焚き火にして遊びたいというので、
私がもっと焚き火に見えるようにLEDキャンドルとオレンジ色の紙を、
くしゃくしゃにして入れました。
ただそれだけですが・・子供達はものすごく喜んでくれました。
子供たちの「ヒュッゲ」だったのかな??
私も、童心に返ってワクワクしちゃうキャンプごっこです。
家族や周りの人を幸せにしたいと考えるよりも前に
まずは自分が、ワクワクしてる??楽しんでる??
自分らしくいられている????
それってすごく大切なことだなって思うのです。
住環境を整えるだけでもすごく変わるし
自分の手で、
そんな居心地の良い空間も時間も作り出すことができるんですよね。
アイディア次第。
日常がちょっとバタバタしてるな忙しいなって
感じている人こそ強制的に、
心休まる時間を10分でも作ってみるって大事。
あなたにぴったりなヒュッゲ。どんなスタイルですか?
空間ビジュアルデザイナー村井友起子
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